20回記念大会は終了しました。
◇基調講演2
なぜロールシャッハが有効なのか-クライエントに変化をもたらすためのロールシャッハの用い方-
講 師:Stephen E. Finn(Center for Therapeutic Assessment) *逐次通訳有
日 時:2014年5月17日(土) 11:00~12:30
なぜロールシャッハが有効なのか‐クライエントに変化をもたらすためのロールシャッハの用い方
最近の神経生物学(ニューロバイオロジー)の研究は、なぜロールシャッハがクライエントの理解に大いに役立つのか、また、どのように有効なのかを説明するのに役立ちます。フィン博士は神経生物学の研究を要約した上で、これを最近の心理療法の理論とリサーチに統合し、ロールシャッハの協働的活用によって、解離してしまっている感情に触れられるようにし、うまくいっていないことに取り組むことへの羞恥心を減らし、クライエントの人生において必要な変化を生じさせたのかについて、具体的事例を用いて紹介します。