このサイトは,包括システムによる日本ロールシャッハ学会の公式サイトです。
 当学会は,包括システムによるロールシャッハ法を学び,その発展・普及および研修者間の連携・協力をはかっています。例年5月に大会を開催する他,機関誌,ニュースレターを発行し,各地で研修会を実施しています。また,国際ロールシャッハ及び投映法学会(The International Society of the Rorschach and Projective Methods (ISR) )に団体会員として登録し,その活動に参加しています。
 当学会は,日本学術会議に申請し,協力学術研究団体に登録されました(平成20年4月7日)。
English Pages Here! President's message

21回大会は終了しました。


包括システムによる日本ロールシャッハ学会第21回大会のお知らせ

 年度替わりの今日この頃、JRSC会員の皆様にはお忙しい毎日をお過ごしのことと存じます。既にご承知のように4月15日が参加申し込みの期限だったのですが、その後も参加の是非の問い合わせを何件かいただいております。幸いワークショップにも若干の空きがございますので、このたび締め切りを24日(金)まで延長することに致しました。 本大会では参加者全員が主体的に学べるよういくつかの工夫をこらしたところに特徴があります。たとえば、ワークショップではすべての参加者に事前ホームワークを課し、当日は主体的に学んでいただきます。また、従来の研究発表の他にラウンドテーブル(少人数での事例検討会)を計画し、参加者全員が議論に加わることができるようにしました。 このようにこれまでの学会以上に充実した学びが得られるものと確信しております。まだ参加を迷っている方にとっては予約参加の最後のチャンスです。どうぞ、よろしくお願い致します。                           JRSC第21回大会会長 丹治光浩


 心理臨床の基本が日々の臨床を振り返り、そこから問題を見出し、さらにそれを解決していくことにあるとするならば、私たちは常に自らの臨床技量をブラッシュアップしていく必要があります。学会はそのための相互研鑽の場といってもよいでしょう。そこで、本大会では「ロールシャッハ・テストの臨床的深化」をテーマとし、参加者全員が主体的に学べるよういくつかの工夫をこらしました。たとえば、ワークショップではすべての参加者に事前ホームワークを課し、当日は主体的に学んでいただこうと考えております。また、従来の研究発表の他にラウンドテーブル(小グループでの事例検討)を計画し、参加者全員が議論に加わることができるようにしました。会場の花園大学は京都市の中心部にあり、京都駅からJR嵯峨野線に乗って3駅目(9分)という至便性の良い地にあります。今大会が皆様の日々の臨床を振り返り、ロールシャッハ・テストの臨床応用の可能性を広げていただく絶好の機会になることはもちろんですが、世界文化遺産の宝庫でもある古都京都の初夏を満喫していただければと思っております。  2014年12月吉日  包括システムによる日本ロールシャッハ学会第21回大会 大会長 丹治 光浩     












包括システムによる日本ロールシャッハ学会第21回大会のお知らせ
(第1号通信)
2014年12月吉日

心理臨床の基本が日々の臨床を振り返り、そこから問題を見出し、さらにそれを解決していくことにあるとするならば、私たちは常に自らの臨床技量をブラッシュアップしていく必要があります。学会はそのための相互研鑽の場といってもよいでしょう。
そこで、本大会では「ロールシャッハ・テストの臨床的深化」をテーマとし、参加者全員が主体的に学べるよういくつかの工夫をこらしました。たとえば、ワークショップではすべての参加者に事前ホームワークを課し、当日は主体的に学んでいただこうと考えております。また、従来の研究発表の他にラウンドテーブル(小グループでの事例検討)を計画し、参加者全員が議論に加わることができるようにしました。
会場の花園大学は京都市の中心部にあり、京都駅からJR嵯峨野線に乗って3駅目(9分)という至便性の良い地にあります。今大会が皆様の日々の臨床を振り返り、ロールシャッハ・テストの臨床応用の可能性を広げていただく絶好の機会になることはもちろんですが、世界文化遺産の宝庫でもある古都京都の初夏を満喫していただければと思っております。

包括システムによる日本ロールシャッハ学会第21回大会
大会長 丹治 光浩

1 大会会期  2015年6月6日(土)・7日(日)

2 会  場  花園大学(京都市中京区西ノ京壺ノ内町8-1)
logo.gif
3 大会日程と主な行事  
 6月6日(土)
   9:30-10:00 受付 
  10:00-16:00 ワークショップ
  16:15-17:45 特別講演
     講師:山中康裕先生(京都大学名誉教授・ヘルメス研究所)
     演題:「心理アセスメントの重要性について考える」
  18:00-19:30 懇親会(真人館地下:ふるーる)

 6月7日(日)
   9:00-9:30  受付
   9:30-11:30 研究発表・ラウンドテーブル
  11:30-12:30 総会
  13:30-16:30 シンポジウム
   「ロールシャッハ・テストの臨床的深化と課題」
    話題提供:青木佐奈枝(筑波大学):解離性障害を中心に
小海 宏之(花園大学):神経認知障害を中心に
明翫 光宜(中京大学):発達障害を中心に
吉村 聡 (上智大学):パーソナリティ障害を中心に
    指定討論:高橋 依子(大阪樟蔭女子大学)
    司  会:田形 修一(広島国際大学)

4 ワークショップについて
  ワークショップは大会第1日目6月6日(土)10:00-16:00に開催します。今大会のワークショップは以下の3コースです。先着順に受け付けますので、同封の払込取扱票(振込用紙)に希望のワークショップを記入し、お申し込みください。ワークショップの当日参加はできません。参加申し込みの締め切りは2015年4月15日(水)です。

Aコース 「包括システムの基礎を学び直す」
  講師:小澤久美子(裁判所職員総合研修所)野村邦子(聖母病院)
  内容: このワークショップは、包括システムを学び始めたばかりの初心者だけでなく、すでに包括システムを活用されていて、改めて包括システムの「施行法」と「コーディング」の学び直しをしたいと考えられている方も対象とします。
前半は、講師による検査のデモンストレーションを行い、参加者にも実習をしていただきながら、「施行法」について学びます。後半は、「コーディング」について概説をした後、プロトコルを実際に「コーディング」する実習を行います。参加者には、事前に①「施行法」に関する質問、②「コーディング」に関する質問、③「コーディング」に迷った反応について提供していただき、質問に対する解説とディスカッションを盛り込む内容にしたいと考えています。

Bコース 「所見の書き方を学び直す」
  講師:村松朋子(金沢大学)
内容: 生きたレポートを作成するには、モノクロをカラーにするように、2次元を3次元像に作りかえるように、生き生きとした“その人”像を浮かびあがらせる非常に高度な知的作業です。個々の臨床現場やアセスメントに至った経緯に応じてレポートは変わってきます。さらには、皆さん自身の言葉で表現されますから、レポートはこの世に二つとないものになります。
このワークショップでは、事前に1ケースのロールシャッハ・データをもとに参加者のみなさんにアセスメント・レポートを提出していただきます。ワークショップ当日は、名前をふせた形で事前に提出いただいたレポートをお配りいたします。どなたのレポートがお手元に届くかわかりません。他の方のレポートを参考にグループディスカッションしていただき、一緒にスキルアップを目指したいと思います。

 Cコース 「フィードバックの方法を学び直す」
  講師:野田昌道(横浜家庭裁判所川崎支部)
  内容: わが国のフィードバックの研究やトレーニングは緒についたばかりですが、よりよいフィードバックをするためのコツはいくつか明らかになってきています。本ワークショップでは、そのようなコツを紹介した上で、ひとつの事例をもとに、皆でフィードバック法についてのディスカッションやロールプレイを行いたいと思います。皆さまの積極的な参加を期待しています。なお、ロールシャッハを中心としたテストバッテリーを組んだケースを参加者から募集します。

5 大会参加・ワークショップ参加の申し込み
  参加申込書を兼ねる同封の払込取扱票の通信欄に必要事項を記入の上、2015年4月15日(水)までに参加費等の諸費用を払い込んでください。ワークショップは先着順に受け付け、定員になり次第締め切りますので、お早めにお申し込みください。
  なお、非会員の方の大会およびワークショップへの参加は、原則として、医療・福祉、司法・矯正、教育などの領域で守秘義務のある方、臨床心理学専攻の大学院生に限ります。

    郵便払込口座 00950-1-329891
    加入者名   包括システムによる日本ロールシャッハ学会

同封の払込取扱票以外で振り込まれる場合は、郵便局備付の振込取扱票の通信欄に氏名と住所のほか、①参加区分(会員・非会員・院生)、②ワークショップの希望コース、③懇親会参加の有無、④昼食の弁当の注文の有無、⑤合計金額を記入のうえお振込みください。

6 研究発表(調査研究・事例研究等)の形式と申し込み
(1)研究発表は口頭発表のみにて行います。発表時間は30分(発表20分、質疑応答10分)を予定していますが、発表申込数や発表の内容により多少変更することがあります。
(2)研究発表を希望される方は、2015年1月31日(土)必着で、①発表者氏名と所属、②発表者連絡先(住所、電話番号、Eメールアドレス)、③演題、④400字程度の発表要旨、⑤プロジェクター等使用機器の希望、の各項目を記入した文書(書式は任意)を大会事務局までお送りください。なるべくEメールでお願いします。
 (3)研究発表を申し込まれた方には、2015年3月20日(金)必着で「大会プログラム・発表論文集」の原稿を提出していただきます。なお、原稿の作成要領、書式、発表形式については大会事務局より追って連絡いたします。

7 ラウンドテーブル(小グループでの事例検討会)の形式と申し込み

(1)ラウンドテーブルでは、10名程度の小グループで事例検討を行います。時間は120分(発表60分、質疑応答60分)を予定しています。
(2)事例発表を希望される方は、2015年1月31日(土)必着で、①発表者氏名と所属、②発表者連絡先(住所、電話番号、Eメールアドレス)、③演題、④400字程度の発表要旨、⑤プロジェクター等使用機器の希望、の各項目を記入した文書(書式は任意)を大会事務局までお送りください。なるべくEメールでお願いします。
(3)事例発表を申し込まれた方には、2015年3月20日(金)必着で「大会プログラム・発表論文集」の原稿を提出していただきます。なお、原稿の作成要領、書式、発表形式については大会事務局より追って連絡いたします。
(4)ラウンドテーブルへの一般参加はプログラム発送後、事前予約を電子メールにて受け付けます。当日参加は空きがある場合のみ受け付けます。

8 発表資格
  研究発表、およびラウンドテーブルでの事例発表を希望される方は、2015年3月の時点でJRSC会員である必要があります。

9 研究発表申し込み先・大会に関する連絡先
  〒604-8456 京都府京都市中京区西ノ京壺ノ内町8-1 
花園大学心理カウンセリングセンター内  JRSC第21回大会実行委員会事務局
  E-mail jrsc21@hanazono.ac.jp   F A X  075-277-0100

10 今後の通信予定
 1.発表申込期限・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2015年1月31日(土)必着
 2.抄録原稿の提出期限・・・・・・・・・・・・・・・・2015年3月20日(金)必着
 3.大会・ワークショップの参加申し込み期限・・・・・・2015年4月 15日(水)厳守
 4.諸費用の払い込み期限 ・・・・・・・・・・・・・・2015年4月 15日(水)厳守
 5.プログラム・抄録集の発送 ・・・・・・・・・・・・2015年5月中旬
11 諸費用
予 約 当 日
大会参加費(学会員) 6,000円 7,000円
     (非学会員) 8,000円 9,000円
     (大学院生) 4,000円 5,000円
ワークショップ(学会員) 5,000円 ―
       (非学会員) 7,000円 ―
       (大学院生) 3,000円 ―
懇親会参加費(学会員) 4,000円 5,000円
      (非学会員) 5,000円 5,000円
      (大学院生) 2,000円 3,000円
弁当(6日・7日)     1,000円(一食) ―
*昼食について:6日(土)は学内の食堂が営業していますが、7日(日)は休業です。大学の近隣にはいくつかの食堂やコンビニエンスストアがありますが、十分とはいえませんので、あらかじめご自身で準備していただくか、弁当の予約をお勧めします。
*諸費用の払込期限は2015年4月15日(水)厳守です。なお、納入いただいた諸費用の払い戻しはできませんので、あらかじめご了承ください。
*大学院生の方は、学生証を必ずお持ちください。受付で確認をさせていただきます。

12 臨床心理士研修ポイント・精神科専門医資格ポイントについて 
  本大会への全日参加、ワークショップへの参加は、(財)日本臨床心理士会資格認定協会の研修ポイントになります。大会は口頭発表が4P、参加が2Pです。ワークショップは参加が2Pです。また、当学会への参加は、日本精神神経学会精神科専門医制度における精神科専門医資格の更新に必要とされる取得単位を得る方法の一つとしても認定されており、ワークショップ40点、大会40点が取得できます。
ワークショップの研修証明書は終了後に発行します。大会参加の証明につきましては返信はがき(領収書・大会予約参加証)をもって代えさせていただきます。  

13 花園大学へのアクセス
 1.京都駅より
JR嵯峨野線「円町駅」下車 徒歩8分
市バス26・205「太子道」下車 徒歩5分
2.京阪三条駅より
京都バス63・64・65「西ノ京馬代町(花園大学前)」下車 徒歩2分
3.阪急西院駅より
市バス26・91・202・203・205「太子道」下車 徒歩5分
市バス27・特27「西ノ京塚本町」下車、徒歩3分
※花園大学へのアクセスは、下記、ホームページ「大学へのアクセス」をご参照ください。
http://www.hanazono.ac.jp/access
※花園大学には十分な駐車施設がございません。お車でのご来所はご遠慮ください。

学会への入会、住所・所属変更などの連絡は、学会事務局へお願いします。

〒113-0033 東京都文京区本郷4-12-16-617
包括システムによる日本ロールシャッハ学会事務局
E-mail:jimukyoku@jrsc.info








注目の記事

携帯電話用HPにリンクするバーコードです。

第2ホームページお知らせ文_html_4cf8cdb7.pngこちらから携帯電話用HPにアクセスできます。

Yahoo! Japan の登録サイトになりました。

トップ>登録サイト>社会科学>心理学>団体をご参照ください。関連リンクLinkIcon

ページの先頭へ

京都・花園大学

2015年6月6日(土)・7日(日)

TOP Topic

JRSC会長あいさつ

包括システムによる日本ロールシャッハ学会シンポジウム画像.JPG 本学会は、1993年にアジアでははじめて 国際ロールシャッハ及び投映法学会に団体登録された、日本で最初のロールシャッハ学会として設立されました。設立当時は30人に満たない組織でしたが、学会員数は600名を超える学会に成長しました。
ロゴ_学会名称付.jpg

ページの先頭へ

包括システムによる日本ロールシャッハ学会編『ロールシャッハとエクスナー』ロールシャッハ・テストの起源と発展 金剛出版 ISBN4-7724-0868-1 C3011 \2800E
ロールシャッハとエクスナー.jpg
まえがき
 包括システムによる日本ロールシャッハ学会の設立10周年を記念して,学会企画として本書を出版できたことを心から嬉しく思っています。続きはこちら