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包括システムによる日本ロールシャッハ学会第20 回記念大会は終了しました。
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ちらし裏

包括システムによる日本ロールャッハ学会第 20 回記念大会
変化を導くアセスメント-未知から既知へ、そしてさらなる未知へ-

ワークショップ:2014年5月16日(金)
大会:2014年5月17日(土)・18日(日)
場所:東京・国立オリンピック記念青少年総合センター
大会長:中村紀子

後援団体:日本心理臨床学会・日本臨床心理士会・東京臨床心理士会・日本ロールシャッハ学会・日本心理学会

2014年 5月 16 日 (金)

ワークショップ

A. ロールシャッハ及びその他投映法を用いた治療的アセスメント (逐次通訳有 )
講師 Stephen E. Finn (Center for Therapeutic Assessment)
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B. 親の葛藤に対するこどもの反応をとらえ、治療に活かす バイオフィードバックを活かしたアセスメント(逐次通訳有)
講師 Wai-Yung Lee (香港大学 )
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C. 中止になりました。Introduction to the Comprehensive System (This workshop will provide an introduction to the Comprehensive System for non-specialist, and will be conducted in English)
講師 Jim McRae (International Mental Health Professionals Japan)・他
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D. 発達障害の心理アセスメント -Wechsler法を中心にー
講師 糸井岳史 (明神下診療所 )
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E. 多角的アセスメント -
ロールシャッハ結果を軽やかに用いる
講師 野田昌道(横浜家庭裁判所川崎支部)
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F. 包括システムの基礎を学び直す
講師 野村邦子(聖母病院) ・他
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2014年 5月 17 日 (土)

基調講演 (逐次通訳有)

「子どもの反応の測定から親の葛藤へ バイオフィードバックを用いた児童思春期のアセスメント:症状から関係性へ」
講師 Wai-Yung Lee (香港大学 )
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「なぜロールシャッハが有効なのか - クライエントに変化をもたらすめのロールシャッハの用い方」
講師 Stephen E. Finn (Center for Therapeutic Assessment)詳しくはこちら

大会企画シンポジウム (逐次通訳有)

「ひきこもりの心理アセスメント 」 (韓国,日本の シンポジスト が参加予定)

ミニワークショップ

1.PF スタディと MMPI
講師 馬淵聖二 (千歳烏山心理相談室 )
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2.ワルテッグスト
講師 村上貢 (成城墨岡ク リニック)
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3.星と波描画テスト
講師 香月菜々子 (大妻女子大学 )
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4.TAT
講師 今村有子 (甲府少年鑑別所 )
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(1,2,3,4いずれもロールシャッハテストとのテストバッテリーを話題とします)

第20回記念大会特別講演

「変化を導くアセスメント 」 講師 中村紀子(包括システムによる日本ロールャッハ学会長)

2014年 5月 18 日 (日)

特別講演

「サブリミナル効果の科学 (仮) 」
講師 對馬淑亮 (NHK 放送技術研究所 立体映像部 )
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自主企画シンポジウム

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「ロールシャッハ・テストから見た性加害者の特徴~有効な処遇展開の手がかりを求めて~」企画者:渡邉悟(府中刑務所)

「社会的養護領域でロールシャッハ検査をどのように使い続けるか」企画者:西田泰子(静岡県発達障害者支援センター)
「精神科医にとってのロールシャッハ・テスト」企画者:中村伸一(中村心理療法研究室)


研究発表

調査研究発表(1 研究30 分×8演題)
事例研究発表(1 研究60 分×4演題)
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大会企画事例研究

ロールシャッハ結果をどのように活かすか-ロールシャッハの治療的可能性を探るー
討論者 小西宏幸(大阪大谷大)・佐藤豊(防衛医大)
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*都合によりプログラムを一部変更する場合があります。

事務局通信①

はじめまして! 第20回記念大会事務局です。JRSCは来年、誕生して20周年を迎えることとなりました。人間でいえば成人式を迎える節目の年です。この20周年を記念して、「変化を導くアセスメント~未知から既知へ、そしてさらなる未知へ」というテーマで、例年1日で行っていたプログラムを2日として、アジアやアメリカのスピーカーを招いた大会を企画しております。組織委員会一同、充実した大会を目指し、準備に頑張っておりますので、その意気込みを少しでも、ここでお伝えできればと考えております。既にいくつかのワークショップのご紹介をHP上に挙げておりますが、今後、その他のワークショップの紹介や、ミニワークショップという新プログラムの紹介など、大会についてのあれこれをご紹介していきたいと思います。お楽しみに!

事務局通信②

第20回記念大会では、例年1日で開催しておりました大会を2日間に拡大し、新たなプログラムも企画しております。
「ミニワークショップ」は、ロールシャッハとアセスメントツールを組み合わせて活用している、4人の気鋭の臨床家にその妙味を紹介してもらうという、2時間半のプログラムです。MMPI,ワルテッグ,星と波描画テスト,TATの4つのコースがあります。それらのテストをロールシャッハと組み合わせることでどのような理解が得られるのか,そしてどのように役立つのかを,ビビッドに学べることと思います。受講料は大会参加費の中に含まれております。会場準備等の参考のため、なるべく大会参加申し込み時に事前予約をお願いいたします。各ミニワークショップのテーマはこの記事の左側にある一号通信の中でご確認ください。各ミニワークショップの詳細につきまして、順次HPにて紹介していく予定です。

事務局通信③

JRSCでは学会設立20周年を記念し、学会ロゴマークの募集を行います。これからますます発展していく学会の未来に向けて、親しみを持っていただけるような、学会のシンボルとなるロゴマークを募集しております。このたびのロゴマーク募集は、ロールシャッハテストの特殊性から、学会員限定での募集とさせていただいております。採用作品には、第20回記念大会で記念品を贈呈する予定です。JRSCのHPや公式の印刷物などに利用し、広く会員の皆様に親しんでいただけるようなロゴマークの応募を、心よりお待ちしております。応募要項はこちらを参照してください

事務局通信④

自主企画シンポジウム
学会員の自主的な企画,運営によるシンポジウムです。本学会の大会で自主企画シンポジウムの枠を設定するのは初めてのことです。普段関心を持っていること,皆に知ってもらいたいこと,皆と検討し合いたいこと,テーマはいろいろあると思います。ぜひ,魅力的なテーマを設定し,大会を盛り上げてください!

事務局通信⑤

第20回記念大会のワークショップは、遠くからご参加してくださる方の利便性も考え、例年とは時間帯が変更になりました。5月16日(金)13時~18時に開催となります。A~Fコースの詳細な内容は、順次HPに掲載してまいります。Dコース、発達障害の心理アセスメント―Wechsler法を中心に― では検討事例を募集しております。9月25日のHP記事をご参照いただき、1月10日までに予約参加申し込みフォームよりお申し込みください。ワークショップ参加者には、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の規定に従い、研修証明書を発行いたします。面白そうなテーマが揃いました、是非ご参加ください!

事務局通信⑥

第20回記念大会では、事例研究・調査研究・自主シンポジウム・ポスター発表を募集しております。
1)事例研究・60分(発表45 分,質疑応答15分)
2)調査研究等・30分(発表20分,質疑応答10分)
3)自主企画シンポジウム・90分(学会員が自主的にテーマの設定,企画,運営を行うシンポジウム)
4)ポスター発表は,掲示の上、個別に質疑応答を行います。(在席責任時間1時間程度)
研究発表希望者は,2014年1月10日(金)必着で,Eメール(jrsc20th@gmail.com)でお申し込みください。申し込みについて詳しくはこちらをご参照ください。普段のアセスメント業務で自分が感じていることは,案外多くの人が感じていることだったりします。自分の手元に温めている興味や関心・問題意識を,是非多くの参加者と共有してみませんか? 多くの皆様のご応募をお待ちしております。

事務局通信⑦

急に冬の寒さがやってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
大会事務局では、大会一日目夜に予定されている懇親会の準備に取り組んでおります。第20会記念大会の懇親会として、皆様と学会の歴史を共に振り返ることができるような企画を検討しております。皆様からのアイディアを募集中です。これは!というアイディアを大会メールまで是非お寄せ下さい。学会大会の20回の節目を、皆様と共に過ごすことができますように!皆様のご参加をおまちしております。

事務局通信⑧

あけましておめでとうございます。
これから大会に向けて、新しい情報を逐次お伝えしていきたいと思います。今年も事務局通信をよろしくお願いいたします。今回の記念大会では、隣国の中国と韓国でアセスメントを活かして実践的なセラピーをされている専門家をお招きします。家族を視点に置いた問題解決や、ひきこもりについてなど、中国・韓国・日本というアジアの仲間だからこそ話し合えるメンタルヘルスの課題について理解が深められることでしょう。中国や韓国など、近隣アジアの国々の臨床について知る機会は、普段はあまり得られないのではないでしょうか。この大会は、近くて遠いかもしれない国々と交流を深める、良い機会になるかもしれません。そして私たち組織委員会としては、今回の大会を通じて、日本のアセスメントに関する関心の高さを、アジアに発信したいという思いがあります。大会前日5月16日には包括システムの有用性について英語のワークショップを開催、大会第1日目である5月17日は、日英の逐次通訳を用意しております。関心のある近隣諸国の臨床家の目に大会情報が届きますよう、中国・韓国の専門家との交流をお持ちの先生方、ぜひこの大会をご紹介くださいますようお願い申し上げます。

事務局通信⑨

第20回記念大会では、大会前日の5月16日に、ワークショップの開催を予定しております。今大会の「変化を導くアセスメント」というテーマのもと、ロールシャッハテストに限らず、有用なアセスメントを学べる機会となるよう企画をいたしました。各ワークショップの詳細がHP上に掲載されておりますので是非説明をご覧ください。ワークショップ参加は予約のみの受付となっております。定員の関係で、締め切り前に受付終了となる場合もございますので、紹介文をご参照のうえお早めにお申し込みくださるようお願いいたします。たくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。

・ワークショップA 講師 Stephen E. Finn 治療的アセスメントに関心のある方向け 詳しくはこちら
・ワークショップB 講師 Wai-Yung Lee バイオフィードバックの装置を子どもにつけて、目の前で両親が話している間の子どもの生体変化を読み取り、そのデータを基に、物言わ(え)ぬ子どもに代わって家族に介入し「症状から関係性」へと展開していきます。客観的なデータを「てこ」に家族を理解するからこそ変化が起こります。ミニューチンの愛弟子のLee先生をお招きできる珍しい機会となります。詳しくはこちら
・ワークショップC 中止になりました。 講師 Jim McRae、大野恵美 This workshop will provide an introduction to the Comprehensive System for non -specialist, and will be conducted in English  For more details
・ワークショップD  講師 糸井岳史 発達障害に関心のある方向け -Wechsler法を中心に-(ワークショップDでは事例も募集しております。)詳しくはこちら
・ワークショップE 講師 野田昌道 テストバッテリーに関心のある方向け 詳しくはこちら
・ワークショップF  講師 野村邦子 包括システムの基礎を学び直したい方向け 詳しくはこちら
・ワークショップ参加費 詳しくはこちら

事務局通信⑩

大会の研究発表・自主企画シンポジウムの申し込みが1月10日で締切となりました。たくさんのお申し込みをいただきまして、ありがとうございました。ただ今申し込まれたものを査読中です。近日中にプログラムを整え、HPで発表したいと計画中です。興味深い研究発表、自主企画シンポジウムが目白押しです。皆様お楽しみに!

事務局通信⑪

JRSCでは学会設立20周年を記念し、学会ロゴマークを募集しています。詳細につきましては,昨年9月2日付けの新着記事に掲載しております募集要項をご覧下さい。締切りは、3月31日です。学会ロゴマークは、第20回記念大会の期間中に行われる総会の中で発表し、採用者には学会から記念品を贈呈します。採用された作品は、今後学会の各種印刷物・封筒等に使用されます。我々の学会がさらに身近に感じられる素敵な作品をお待ちしております。奮ってご応募ください。

事務局通信⑫

1月10日に研究発表の申し込みを締切りました。多数の投稿をありがとうございました! 学会員の自主的な企画、運営による自主企画シンポジウムは、本学会の大会では初めての企画ですが、3本の自主企画シンポジウムが採択されました。
司法関係、福祉関係、医療関係から魅力的なシンポジウムが企画されています。大会2日の午前中にプログラムされていますが、中から1つを選びきれないくらいにどの企画も心惹かれるものになっています。
詳しくはこちら。

事務局通信⑬

突然ですが,ロールシャッハ図版を瞬間提示する研究,興味深いですよね。0.01秒の提示でもなにがしかの反応が産出されるんですから,人間の脳ってすごい。0.01秒って,ほとんどサブリミナル刺激じゃありませんか?
さて,そこでサブリミナル効果の研究。人間の脳って,感知できないような刺激をいったいどんなふうに処理していて,それが私たちの行動や判断にどんな影響を与えているんでしょうか。ワクワクしますね。なんでも,サブリミナルな情報は前頭前野に・・・おっと,この先を知りたい方は,5月18日,第20回大会で! 新たな世界があなたを待ち受けています(この文章にはサブリミナル効果は用いられておりません)。詳しくはこちら。

事務局通信⑭

どのワークショップに申し込もうか迷っておられる皆様へ。一押しの珍しいワークショップがあります。香港大学からお招きしたWai-Yun Lee先生のワークショップです。Lee先生は、児童や思春期の摂食障害やひきこもり、ADHDの困難ケースに家族や親子で面接されます。その際、子どもにバイオフィードバックのモニターをつけて両親が30分間未解決の話題について話し合うのを座って見てもらいます。Lee先生の手法は、「症状から関係性へ」です。バイオフィードバックのデータから、両親のどの会話に子どもが敏感に反応しているかを抽出して、その客観的なデータから、物言わぬ子どもがなぜ症状を呈し、問題を起こしているかを理解し家族に介入していきます。この病理のパラダイムの転換は、回り舞台を見るような見事さです。こんなアセスメントと治療的な介入があるのか!と変化を導くアセスメント体験が待っています詳しくはこちらへ。

事務局通信⑮

中村伸一先生企画の自主シンポ「精神科医にとってのロールシャッハテスト」では、ロールシャッハに詳しい精神科医である4名の先生方から、心理士とは違う見地を知る、貴重な機会となりそうです。ご自身でロールシャッハを施行・解釈し利用している先生、ロールシャッハデータを見て処方を決める先生、解釈を患者理解のために用いている先生らによって、このテストの有用性や限界が議論される予定です。「診断補助」としての役割が目立つこの現状において、それだけではないこのテストの魅力を、なるべく多くの先生方に知ってもらうために、是非身近な精神科医の先生をお誘い下さい!また、普段から医療現場で、医師との連携に不安や不足を感じていらっしゃる心理士の先生方には、直接医師の見解を尋ね議論する稀有な機会となるかと思います。当学会は、日本精神神経学会精神科専門医制度における精神科専門医資格の更新に際して、必要とする取得単位を得る方法の一つとしての「研修会・研究会等への参加」に当たる団体として指定されました。大会参加で、規定にあるポイントを取得することができます。また、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の規定に従い、臨床心理士研修ポイントを取得することができます。多くの先生方のご参加をお待ちしております。

事務局通信⑯

西田泰子先生企画の「社会的養護領域でロールシャッハ検査をどのように使い続けるか」では、児童相談所や情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、児童養護施設、里親といった社会的養護領域でのロールシャッハテストの活用と蓄積について考えます。児童相談所では多面的なアセスメントを行っており、心理アセスメントはその中の一つです。この自主シンポジウムではまず、児童相談所で行っている心理アセスメントについての概要とその中でのロールシャッハ検査の位置づけについて共有し、支援の中にロールシャッハ検査を役立てた事例を通して、その有用性を検討します。一方で、ロールシャッハ検査が有用であることはわかっていても、実際の支援に役立つ具体的な解釈ができるようになるためにはそれなりの経験が必要ですし、さらに超多忙な業務の中での実施に二の足を踏むこともあるのではないでしょうか?また、せっかく取った検査が支援に生かしきれず埋もれてしまっていることがないでしょうか?現状についてざっくばらんに語り合い、これからの方向性を見つけることができたらというのが企画者の意図です。多くの先生方のご参加をお待ちしております。

事務局通信⑰

518日に行われる渡邉悟会員企画自主シンポ,「ロールシャッハ・テストから見た性加害者の特徴~有効な処遇展開の手がかりを求めて~」では,性加害者に関する様々なアセスメント・ツールが開発される中で,性加害者のアセスメントにロ・テストを用いることの意義や有用性について考えることを目的としています。まず,少年鑑別所,刑事施設において,ロ・テストにより性加害者の研究を重ねてきた2人のシンポジストが,これまでの研究成果に基づき,ロ・テストから見た性加害者の特徴等を紹介いたします。その際、性加害者に関する最近の処遇の動向(リラプス・プリペンションからグッド・ライブズ・モデルへ)を踏まえて、失敗を防ぐための「弱み」の指摘にとどまらず,より良い人生を送るための「強み」にも触れていただく予定です。次に,シンポジストの発表を受けて,指定討論者が,それらと他の実証的研究との異同に着目し,ロ・テストにより性加害者の特徴を探ることの意義や留意点等を試論的に論じます。性加害者については,矯正施設内での処遇ばかりでなく,保護観察所による社会内での処遇,さらには,民間のクリニックでの治療等,多くの専門家が,その再犯防止に携わる時代を迎えています。このシンポジウムを通じて,性加害者のアセスメントに当たり、ロ・テストならではの結果が得られるのか、また、その結果を処遇に有効に生かすことができるのかといったことを、フロアの皆様とディスカッションできればと考えています。シンポジスト・指定討論者は、矯正施設に勤務する心理職ですが、司法・矯正領域の方に限らず、多くの皆様の参加をお待ちしております。詳しくはこちら

事務局通信⑱

大会が国外に開かれたものにするために働いている黒子集団である大会ボランティア通訳をご紹介いたします。今大会の通訳は、皆様すでにご存知のプロ通訳の新崎隆子先生を顧問にお迎えし、普段は医学、司法、心理の分野で仕事をしているボランティア通訳8人で担当させていただきます。大会に向けて、各自で研鑽を積んでおりますが、3月9日には、新崎先生に研修会を開いていただきました。通訳の心得や知識を教えていただき、その後、各種トレーニングを行いました。最初は、会話の訳が文献の訳のようになって、大笑いしまいましたが、次第に通訳も滑らかさが増してきました。自分の得意不得意も分かりました。これから大会に向けてラストスパートです。精一杯務めさせていただきますので、暖かい目で応援してください。

事務局通信⑲

中止になりました。
5月16日ワークショップC のご案内をいたします。 「英語で紹介する包括システムによるロールシャッハテストへの誘い」
このワークショップでは,二人の講師が心理検査を使用して得た「適応」についての興味深い知見を共有します。是非,お勧めしたいと思います。ジム・マクレイ講師は,東京で30年の臨床経験がある臨床心理士(博士号所有者)です。彼は,ロールシャッハテストから得た知見が土台となり,博士論文を執筆しました。このワークショップで,彼はカルチャーショックの研究について講義をしてくれますが,この研究はロールシャッハテストと面接によるデータが基礎となっています。興味深いことに日本で最も適応的だったのは,意外にも「明るく,社交的な」アメリカ人教師ではなかったのです!さて,それは何故だったのでしょうか。また,その結果,異なる文化への適応力について何が分かるのでしょうか。(詳細はワークショップで)もう一人の講師の大野恵美は,少年非行や家庭問題の分野で働く家庭裁判所の調査官です。彼女は,日本文化における「適応」について話します。このワークショップは,テストの方法を学ぶものはありません。もし,文化や適応について興味関心があり,理解したいと思う貴方,申し込んでください。申込み期限が迫っています!お会いすることを楽しみにしています。
“Discovering the Rorschach Comprehensive System -Introduction to the system for non-Japanese speakers” We would like to recommend this workshop which will be held in English. Two lecturers will share interesting findings on adaptation through psychologi cal testing. Lecturer Dr. Jim McRae is a doctoral level Clinical Psychologist with 30 years clinical experience in Tokyo; his Ph.D. dissertation was based in large part on the Rorschach. In this workshop, he will talk about his research on culture -shock. His findings were very much based on interview and Rorschach testing o n many foreign teachers who were living in Japan. It is interesting that the t eachers who were the most adaptable were not the bright and sociable American teachers! Now why was that and how do we understand adaptability to different cultures? (Listen in the workshop.) Co-lecturer Emi Ohno is a family court officer who works in the field of juv enile delinquency and family problems in Japan. She will take about adaptabili ty within the Japanese culture.This is not a how-to-test program. If you are interested in understanding cult ure and adaptability, please sign in. Time is running out! We are looking forward to seeing you.

事務局通信⑳

延期された予約参加・ワークショップ申し込み締め切りも、4月30日で終了いたしました。多数の方の参加申し込み、ありがとうございました。大会参加費は振込期限が5月8日までで、それ以後はお振り込みができなくなります。参加申し込みをされた先生方で、参加費お振り込みがまだの先生方は、期限までにお振り込みをいただけますよう、お願い申し上げます。ワークショップは予約参加のみとなっておりますが、大会は当日参加申し込みも受け付けております。まだお申込みになられていな皆様も、記念すべき第20回大会に是非参加くださいますよう、お待ちしております。




包括システムによる日本ロールシャッハ学会第20 回大会

大会組織委員名簿

大会長    中村 紀子    国際ロールシャッハ及び投映法学会副会長
                包括システムによる日本ロールシャッハ学会会長
                中村心理療法研究室 

副大会長   津川 律子    日本大学文理学部心理学科 

       野田 昌道    横浜家庭裁判所川崎支部 

大会事務局長 和田 多佳子   長谷川病院 

財務委員会
 委員長  手束 恵      情緒障害児短期治療施設 小松島子どもの家 


広報委員会
 委員長  田形 修一     札幌学院大学人文学部臨床心理学科 
 副委員長 津川 律子     (前出)

プログラム委員会
 委員長  野田 昌道     (前出)
 副委員長 黒田 浩司     山梨英和大学人間文化学部人間文化学科 
 委 員  高瀬 由嗣     明治大学文学部心理社会学科 
      青木 佐奈枝    筑波大学人間系心理学域 
      大崎 明美     北海道大学保健センター
      柳田 宗孝     横浜家庭裁判所 

ワークショップ委員
 委員長  村松 朋子     金沢大学医薬保健研究域医学系
                脳情報病態学(精神医学)
 委 員  五十川 早苗    公益財団法人松原病院 診療技術部 臨床心理室
      大矢 寿美子    金沢工業大学大学院心理臨床センター 
      及川 由佳     高知家庭裁判所

国際交流委員会
 委員長   横山 恭子 上智大学総合人間科学部心理学科 
 副委員長  馬淵 聖二    千歳烏山心理相談室 
 委 員   横山 勝     和歌山家庭裁判所田辺支部 

通訳翻訳委員会
 委員長   遠藤 裕乃    兵庫教育大学大学院人間発達教育専攻
臨床心理学コース 
 委 員   大野 恵美    横浜家庭裁判所 
       山内 陽子    東京家庭裁判所 
       斎藤 雅志    千葉家庭裁判所木更津支部 
       山田 聡子    きしろ心理相談室 

会場設備委員会
 委員長   渡邉 悟     府中刑務所 
 委 員   今村 有子    甲府少年鑑別所 

学生ボランティア委員会
 委員長   黒田 浩司    (前出)
 委 員   高瀬 由嗣    (前出)
       吉村 聡     上智大学総合人間科学部心理学科 
       小倉 菜穂子   八王子メンタルクリニック 
       青木 佐奈枝   筑波大学

企画担当委員会
 委員長   小澤 久美子   裁判所職員総合研修所  
 副委員長  藤田 美枝子   聖隷クリストファー大学社会福祉学部 
 委 員   有木 永子    東洋学園大学人間学部 
       稲田 正文    川崎医療福祉大学医療福祉学部臨床心理学科 
       塚原 健司    岡山県津山児童相談所 

20周年記念編纂委員会
 委員長   渡邉 悟     (前出)
 副委員長  丹治 光浩    花園大学社会福祉学部臨床心理学科 
 委 員  渕上 康幸     名古屋少年鑑別所 
       小倉 菜穂子   (前出)

ホームページ委員会
 委員長   渕上 康幸    (前出) 
 委 員   三角 健     長崎少年鑑別所 

大会事務局
 事務局次長 村松 朋子    (前出)  
 事務局員  馬淵 聖二    (前出)
       西田 泰子    静岡県発達障害支援センター
       小澤 久美子   (前出)
       野村 邦子    社会福祉法人聖母病院              


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包括システムによる日本ロールシャッハ学会編『ロールシャッハとエクスナー』ロールシャッハ・テストの起源と発展 金剛出版 ISBN4-7724-0868-1 C3011 \2800E
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まえがき
 包括システムによる日本ロールシャッハ学会の設立10周年を記念して,学会企画として本書を出版できたことを心から嬉しく思っています。LinkIcon続きはこちら


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JRSC会長あいさつ

包括システムによる日本ロールシャッハ学会シンポジウム画像.JPG 本学会は、1993年にアジアでははじめて 国際ロールシャッハ及び投映法学会に団体登録された、日本で最初のロールシャッハ学会として設立されました。設立当時は30人に満たない組織でしたが、学会員数は600名を超える学会に成長しました。

このサイトは,包括システムによる日本ロールシャッハ学会の公式サイトです。
 当学会は,包括システムによるロールシャッハ法を学び,その発展・普及および研修者間の連携・協力をはかっています。例年5月に大会を開催する他,機関誌,ニュースレターを発行し,各地で研修会を実施しています。また,国際ロールシャッハ及び投映法学会(The International Society of the Rorschach and Projective Methods (ISR) )に団体会員として登録し,その活動に参加しています。
 当学会は,平成20年4月7日付けで日本学術会議の協力学術研究団体に指定されました。
English Pages Here! President's message