包括システムによる日本ロールシャッハ学会
第20回記念大会 (第1号通信)
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テーマ:変化を導くアセスメント~未知から既知へ,そしてさらなる未知へ~
包括システムによる日本ロールシャッハ学会(JRSC)は節目の20周年を迎えます。
2011年に東京で「国際ロールシャッハ及び投映法学会第20回日本大会」を主催し,世界20か国からの参加者と交流した経験を発展させ,今回の記念大会では隣国の中国と韓国でアセスメントを活かして実践的なセラピーをされている専門家をお招きします。家族を視点に置いた問題解決や,ひきこもりについてなど,中国,韓国,日本というアジアの仲間だからこそ話し合えるメンタルヘルスの課題について理解が深められることでしょう。
また,ロールシャッハを含めた多角的なアセスメント・データを総合して,協働的に働きかけることでセラピューティックな作用を引き出す,変化の達人ともいえるアメリカのフィン先生も再来日してワークショップと基調講演をされます。アセスメントの結果を具体的にどのように心理支援や援助につなげていくのか,その結果どのような変化がクライアントにもたらされるのか,議論が深められることを期待しております。
そのほか,「変化を導くアセスメント~未知から既知へ,そしてさらなる未知へ~」という大会テーマのもと,知覚研究に関する特別講演,ロールシャッハとその他のアセスメントツールに関するミニワークショップ,事例検討など多彩な企画を予定しております。
詳細はホームページでご案内し,更新してまいりますのでそちらをご覧ください。
理事会主催の記念大会として大会組織委員一同ご参加を心よりお待ちしております。
2013年8月24日
包括システムによる日本ロールシャッハ学会 第20回記念大会大会長 中村 紀子
Ⅰ 開催期日 2014年5月16日(金)~18日(日)
Ⅱ 会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3番1号)
Ⅲ 日 程
Ⅳ ワークショップ 5月16日(金) 13:00~18:00
A. ロールシャッハとその他の投映法を用いた治療的アセスメント(定員:100名)
講師 Stephen E. Finn(Center for Therapeutic Assessment) *逐次通訳有
(詳しくはこちら)
B.親の葛藤に対するこどもの反応をとらえ、治療に活かす(バイオフィードバックを活かしたアセスメント) (定員:50名)
講師 Wai-Yung Lee(香港大学) *逐次通訳有
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C.中止になりました。Introduction to the Comprehensive System (定員:20名)
講師 Jim McRae (International Mental Health Professionals Japan) 他 英語のみ
(This workshop will provide an introduction to the Comprehensive System for non-specialist, and will be conducted in English)
(詳しくはこちら)
D.発達障害の心理アセスメント -Wechsler法を中心に- (定員:50名) *検討事例を募集します。
講師 糸井岳史(明神下診療所)
(詳しくはこちら)
(このワークショップでは検討事例を募集しています。
事例は、発達障害が疑われる事例(必ずしも医師の確定診断がなくてもよい)で、
少なくとも心理検査として、WAIS-Ⅲが実施されていることが条件です。
また必須ではありませんが,ロールシャッハテスト等の他の心理検査も施行されているとより望ましいです。
事例提供を希望される方は、1月10日までに予約参加申し込みフォームにてお申し込み下さい。
E.多角的アセスメント -ロールシャッハ結果を軽やかに用いる- (定員:50名)
講師 野田昌道(横浜家庭裁判所川崎支部)
(詳しくはこちら)
F.包括システムの基礎を学び直す (定員:50名)
講師 野村邦子(聖母病院)他
(詳しくはこちら)
Ⅴ 大 会 5月17日(土)・18日(日)
◇研究発表
調査研究発表(1 研究30 分×8演題)
事例研究発表(1 研究60 分×4演題)
(詳しくはこちら)
1) 研究発表は,口頭発表(事例研究・調査研究等)及びポスター発表の形式で行います。事例研究は一発表あたり60分(発表45 分,質疑応答15分),調査研究等は一発表あたり30分(発表20分,質疑応答10分)を予定していますが,発表申し込み数により多少変更することがあります。
2)ポスター発表は,ポスターを掲示し,個別に質疑応答を行います。ポスターは縦180cm×横90cmに収まるように作成してください。発表者には在席責任時間1時間程度が割り当てられます。
3)研究発表希望者は,次の①~⑥の各項目を大会事務局へ,2014年1月10日(金)必着で,Eメール(jrsc20th@gmail.com)にてお送りください。①発表者全員の氏名及び所属 ②筆頭発表者連絡先(住所・電話番号・FAX・Eメールアドレス) ③演題名 ④発表要旨(400字以内) ⑤口頭発表・ポスター発表の別 ⑥口頭発表の場合,発表時の使用機器(プロジェクター等)の希望。
4)発表者及び連名発表者は本学会会員に限ります。会員でない方は,必ず2014年3月末日までに入会手続きを行ってください。
5) 大会事務局より申し込み確認のメールを1週間以内に送りますが,申し込み1週間を過ぎても連絡がない場合,お手数ですが改めてご連絡ください。
6)研究発表を申し込まれた方には,2014年3月31日(月)までに「大会プログラム・抄録集」原稿を提出していただきます。原稿書式は大会事務局よりおって連絡いたします。
◇自主企画シンポジウム (詳しくはこちら)
1)学会員が自主的にテーマの設定,企画,運営を行うシンポジウムです。時間は90分の予定です。
2)自主企画シンポジウムを希望される会員は,次の①~⑤の各項目を大会事務局へ,2014年1月10日(金) 必着で,Eメール(jrsc20th@gmail.com)にてお送りください。①責任者,発表者全員の氏名及び所属 ②責任者連絡先(住所・電話番号・FAX・Eメールアドレス) ③演題名 ④企画趣旨(400字以内) ⑤発表時の使用機器(プロジェクター等)の希望。発表資格,原稿提出方法などについては研究発表と同様です。
(2013年12月4日追記:自主シンポジウムの企画責任者及び司会者は会員でなければならない。また,発表者はできるだけ会員であることが望ましい。)
1「ロールシャッハ・テストから見た性加害者の特徴~有効な処遇展開の手がかりを求めて~」
企画者:渡邉悟(府中刑務所)
シンポジスト:服部広正(宇都宮少年鑑別所)・元木良洋(静岡少年鑑別所)
指定討論者:寺村堅志(東京拘置所)
2「社会的養護領域でロールシャッハ検査をどのように使い続けるか」
企画者:西田泰子(静岡県発達障害者支援センター)
シンポジスト:小川素子(滋賀県中央子ども家庭相談センター)・望月美穂(静岡県東部児童相談所)・猪又準圧(静岡県中央児童相談所)
3「精神科医にとってのロールシャッハ・テスト」
企画者:中村伸一(中村心理療法研究室)
シンポジスト:高橋純平(国立病院機構千葉医療センター)・ 川原達二(川原クリニック)・林直樹(東京武蔵野病院)
◇基調講演1
子どもの反応の測定から親の葛藤へ(バイオフィードバックを用いた児童思春期のアセスメント:症状から関係性へ)
講 師:Wai-Yung Lee(香港大学) *逐次通訳有
日 時:2014年5月17日(土) 9:30~11:00
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◇基調講演2
なぜロールシャッハが有効なのか-クライエントに変化をもたらすためのロールシャッハの用い方-
講 師:Stephen E. Finn(Center for Therapeutic Assessment) *逐次通訳有
日 時:2014年5月17日(土) 11:00~12:30
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◇大会企画シンポジウム
ひきこもりの心理アセスメント:韓国と日本の現状と展望 *逐次通訳有
日 時:2014年5月17日(土) 13:30~16:00
企画趣旨: ひきこもりの背景には,個人の要因のみならず,家族,教育,文化といった社会的要因も指摘されています。このように多様な背景要因をいかに理解して,適切で有効な支援としていけるのか,ひきこもりが社会問題化している韓国と日本の専門家を交えて広い視野から検討していきます。
(詳しくはこちら)
◇ミニワークショップ
個人をよりよく理解するためには,ロールシャッハ以外のアセスメントツールとの組み合わせが必須となります。 そこで,今回は様々なアセスメントツールを活用している新進気鋭の臨床家をお招きし,その組み合わせの妙味を提示していただくこととしました。なお,ミニワークショップの受講料は大会参加費の中に含まれています。なるべく大会参加申し込み時に事前予約をお願いします。
(詳しくはこちら)
1) PFスタディ・MMPI 講師 馬淵聖二(千歳烏山心理相談室)
2) ワルテッグテスト 講師 村上 貢(成城墨岡クリニック)
3) 星と波描画テスト 講師 香月菜々子(大妻女子大学)
4) TAT 講師 今村有子(甲府少年鑑別所)
日 時:2014年5月17日(土) 13:30~16:00 (大会企画シンポジウムと同時間帯)
◇第20回記念大会特別講演
変化を導くアセスメント
講 師:中村紀子(JRSC会長)
日 時:2014年5月17日(土) 16:30~17:30
◇特別講演
サブリミナル効果の科学 (仮)
講 師:對馬(つしま)淑亮(あきよし)(NHK放送技術研究所 立体映像部)
日 時:2014年5月18日(日) 11:15~12:15
(詳しくはこちら)
◇大会企画事例検討
ロールシャッハ結果をどのように活かすか -ロールシャッハの治療的可能性を探る-
日 時:2014年5月18日(日) 14:00~16:30
(詳しくはこちら)
Ⅵ 懇親会 5月17日(土)18:00~20:00
大会第1日目終了後に,オリンピックセンター内レセプションルームにて,懇親会を開催します。皆様のご 参加をお待ちしております。なお,準備の都合上,なるべく参加申し込み時に予約をお願いします。
Ⅶ 臨床心理士研修ポイントについて
本大会への全日参加,ワークショップへの参加の研修ポイントは,公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の規定に従っております。なお,ワークショップの研修証明書は終了後に発行します。大会参加の証明につきましては,領収書等をもって代えさせていただきます。いずれも再発行は致しかねますので,各自で保管をお願いいたします。
Ⅷ 参加の申し込み ホームページでの申し込みと払込取扱票の入金が必要です
ホームページ参加申込フォームから申し込む → 1週間以内に参加費を払い込む → 入金確認 → 大会事務局から、予約参加申込完了メールが届く
ホームページ参加申込フォームから申込の難しい方 → 大会事務局に問い合わせ
E-mail :jrsc20th@gmail.com FAX :03-5684-3670 郵送:〒113-0033 東京都文京区本郷4-12-16-617
① 予約参加の受付は,2013年9月1日から学会ホームページ上で開始いたします。
② 予約手続きは,学会ホームページ(http://www.jrscweb.com)内の第20回記念大会申し込みフォームに必要事項を記入し,送信してください。それと同時に約1週間内をめどに参加費を指定口座にご入金ください。その際,同封の払込取扱票をご利用ください。入金確認をもって大会事務局から予約参加申し込み完了のメールを送信します。入金されて約2週間経っても,大会事務局より連絡がない場合は,お手数ですが改めて大会事務局メールまたはFAX宛ご連絡ください。
③ 学会ホームページからの申し込みを原則としますが,難しい場合,学会事務局にお問い合わせください。
④ ワークショップは予約参加のみとなります。
⑤ 大会参加は大会当日申し込みも可能ですが,参加費は当日料金となります。
⑥ 参加は,原則として,守秘義務を有する対人援助専門職者に限ります。申し込み時点で所属と職種を必ず明記してください。また,大学院生は原則,臨床心理学系大学院の在籍者とします。
申し込みの際には大学院名,専攻,学籍番号を明記し,大会当日には学生証をご提示ください。
⑦ 予約手続き完了後,ワークショップの定員超過等があった場合,大会事務局よりご連絡致します。また,納入された諸費用の払い戻しは,原則として致しませんのであらかじめご承知おきください。
Ⅸ 参加費
<払込先>
郵便振込口座 00160-4-359712
加入者名 JRSC第20回記念大会
※ 払込はなるべく所定の払込取扱票でお願いします。
Ⅹ 今後の予定
① 予約参加・研究発表申し込み受付開始 2013年9月1日(日)
② 発表申し込み期限 2014年1月10日(金)
③ 抄録原稿の提出期限 2014年3月31日(月)
④ ホームページの大会・ワークショップ予約参加申し込み期限 2014年4月30日に延期になりました。
⑤ 事務局からのプログラム・抄録の郵送 2014年4月下旬
<第20回大会事務局>
大会参加・研究発表のお申し込みなど大会全般についてのお問い合わせは,大会事務局にお願いします。
〒113-0033 東京都文京区本郷4-12-16-617
E-mail jrsc20th@gmail.com
FAX 03-5684-3670
学会ホームページ:URL http://www.jrscweb.com
学会ホームページ(URL http://www.jrscweb.com)にて,第20回記念大会情報は随時更新されます。ご覧ください。
包括システムによる日本ロールシャッハ学会第20 回大会
大会組織委員名簿
大会長 中村 紀子 国際ロールシャッハ及び投映法学会副会長
包括システムによる日本ロールシャッハ学会会長
中村心理療法研究室
副大会長 津川 律子 日本大学文理学部心理学科
野田 昌道 横浜家庭裁判所川崎支部
大会事務局長 和田 多佳子 長谷川病院
財務委員会
委員長 手束 恵 情緒障害児短期治療施設 小松島子どもの家
広報委員会
委員長 田形 修一 札幌学院大学人文学部臨床心理学科
副委員長 津川 律子 (前出)
プログラム委員会
委員長 野田 昌道 (前出)
副委員長 黒田 浩司 山梨英和大学人間文化学部人間文化学科
委 員 高瀬 由嗣 明治大学文学部心理社会学科
青木 佐奈枝 筑波大学人間系心理学域
大崎 明美 北海道大学保健センター
柳田 宗孝 横浜家庭裁判所
ワークショップ委員
委員長 村松 朋子 金沢大学医薬保健研究域医学系
脳情報病態学(精神医学)
委 員 五十川 早苗 公益財団法人松原病院 診療技術部 臨床心理室
大矢 寿美子 金沢工業大学大学院心理臨床センター
及川 由佳 高知家庭裁判所
国際交流委員会
委員長 横山 恭子 上智大学総合人間科学部心理学科
副委員長 馬淵 聖二 千歳烏山心理相談室
委 員 横山 勝 和歌山家庭裁判所田辺支部
通訳翻訳委員会
委員長 遠藤 裕乃 兵庫教育大学大学院人間発達教育専攻
臨床心理学コース
委 員 大野 恵美 横浜家庭裁判所
山内 陽子 東京家庭裁判所
斎藤 雅志 千葉家庭裁判所木更津支部
山田 聡子 きしろ心理相談室
会場設備委員会
委員長 渡邉 悟 府中刑務所
委 員 今村 有子 甲府少年鑑別所
学生ボランティア委員会
委員長 黒田 浩司 (前出)
委 員 高瀬 由嗣 (前出)
吉村 聡 上智大学総合人間科学部心理学科
小倉 菜穂子 八王子メンタルクリニック
青木 佐奈枝 筑波大学
企画担当委員会
委員長 小澤 久美子 裁判所職員総合研修所
副委員長 藤田 美枝子 聖隷クリストファー大学社会福祉学部
委 員 有木 永子 東洋学園大学人間学部
稲田 正文 川崎医療福祉大学医療福祉学部臨床心理学科
塚原 健司 岡山県津山児童相談所
20周年記念編纂委員会
委員長 渡邉 悟 (前出)
副委員長 丹治 光浩 花園大学社会福祉学部臨床心理学科
委 員 渕上 康幸 名古屋少年鑑別所
小倉 菜穂子 (前出)
ホームページ委員会
委員長 渕上 康幸 (前出)
委 員 三角 健 長崎少年鑑別所
大会事務局
事務局次長 村松 朋子 (前出)
事務局員 馬淵 聖二 (前出)
西田 泰子 静岡県発達障害支援センター
小澤 久美子 (前出)
野村 邦子 社会福祉法人聖母病院
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